生活

防災グッズでいらなかったものランキング9選!地震のときに本当に役に立ったものは?

皆さんは防災グッズの準備はされていますか?
しっかりと準備して、もしもの災害時に困らないようにしたいですよね。
しかし、色々と揃えようと思うと収納スペースがたくさん必要になったり、費用もそれなりにかかってきたりします。
いざという時のためとはいえ、負担に感じることもありますよね。
また、たくさん紹介されている防災グッズの中で何が本当に必要なのか、何を優先して準備していこうか迷うこともあるでしょう。
そこで今回は、防災グッズでいらなかったもの9選をランキング形式でご紹介します。

防災グッズでいらなかったものランキング 大きい物編

まずは、防災グッズでいらなかった大きい物をご紹介します。
特に大物は保管に場所を取るので、いるかいらないかとても迷うところですよね。
購入をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

1位:テント

1位はテントです。
災害時の寝泊まりや、避難所でのプライバシー保護のためにテントを準備しようとされる方も多いですよね。
しかし、災害時に野外で寝泊まりするのは危険であったり、避難所ではテントを広げるスペースの余裕がなかったりします。

また、テントは大きくて重いので、避難するのに負担にもなってしまします。
そのため、ほとんどの場合災害時にテントは必要ではありません。
避難所で寝る時には、テントよりもエアーマットと寝袋が役立ちます。
防災用のものはコンパクトに収納できるようになっているため、持ち運びに困ることもありません。

2位:大量の水

災害時には断水などにより、水の備蓄が必要です。
そのため、たくさんいるからとウォーターサーバー用のボトルや、2リットルのペットボトルで備蓄している方が多い印象です。
しかし、大容量の容器だと、急いで避難しなくてはならない時に重くて簡単には持ち出せません。
水は生きるために絶対に必要なので、備蓄しておくことはとても大切です。
全てを大容量の容器の水にするのではなく、最初に持ち出す分は500ミリリットルのペットボトルを最低でも3日分は用意しておきましょう。

3位:ポータブル電源

3位はポータブル電源です。
停電してしまった時のために、ポータブル電源があれば便利だと思う方も多いですよね。
しかし、災害用として使われる大容量のポータブル電源は個人で準備しておくものとしては価格が高く、保管するスペースも必要です。
大容量のポータブル電源だと、避難が必要な場合には避難所までの持ち運びも難しいです。

また、電気は他のライフラインに比べると早く、数日から1週間で復旧される傾向にあります。
キャンプなどで普段から大容量のポータブル電源を使う方以外は、スマホのモバイルバッテリーや、調理用のカセットコンロなどを備蓄する方がおすすめです。

防災グッズでいらなかったものランキング 危険物編

次に、防災グッズでいらなかった危険な物をご紹介します。
保管や使用の際に危険が生じるものは、できるだけ使いたくないですよね。

1位:ナイフ

1位はナイフです。
食材やロープなど、何か物を切る時に便利そうなナイフですが、意外と災害時には必要ありません。
最近の非常食はほとんどが道具を使わず、簡単に開けられるようになっています。
それでも何が起こるか分からない災害時に備えて持っておきたい場合は、缶切り、ノコギリ、ペンチなどが付いた多機能な万能ナイフがおすすめです。

防災用の物にはホイッスルやLEDライトが付いている万能ナイフもあり、一つ持っておくと様々な役割を果たしてくれます。
しかし、防災用のナイフでも正当な理由がなく刃物を持ち出す行為は銃刀法違反になる可能性があります。
防災用ナイフ購入後の持ち帰り以外は銃刀法違反に該当することがあるので、不用意に持ち歩かないようにしましょう。

2位:マッチ・ローソク

停電時の灯り確保のために、マッチとローソクを準備されていますか?
しかし、火を使うので火事の危険性があり、被災時に使用することはおすすめできません。
普段でも火事が起これば大変ですが、これが災害時となれば尚更です。
消防車が来てくれるかどうかも分かりません。

特に大地震の後は余震が続くことも多いので、注意が必要です。
火事を起こさないためにも、灯りの確保はLEDランタンや懐中電灯を備蓄しておきましょう。
懐中電灯の上に水を入れたペットボトルを置くだけで、周りを明るく照らすランタンを作ることもできます。

3位:ロープ

テレビで救助場面が映る時、ロープを使用しているところを見かけることも多いですよね。
そのため、防災グッズとして用意しておいた方が良いイメージがあります。
しかし、ロープを扱うには正しい知識と訓練が必要です。
しっかりと練習している人でなければ安全に使うことはできません。
専門の知識と技術がある人以外は優先順位が低い防災グッズと言えます。

 

防災グッズでいらなかったものランキング 代用可能編

あれもこれも必要に思えてきて、ついついたくさんの防災グッズであふれてしまいそうになります。
実は、他の物で代用可能な防災グッズもあります。
代用できることを知っておけば、揃えるものが減ったり、困った時に使えたりと色々便利です。

1位:手回しラジオ

1位の手回しラジオは手動で充電できるので、コンセントや電池がなくてもラジオを聴くことができる優れものです。
しかし、充電の手回しに時間や労力が必要になります。
災害時にここで体力を使う余裕がないことを考えると、乾電池タイプのラジオを準備しておく方が良いです。

2位:携帯浄水器

2位の携帯浄水器は飲み水の確保が難しくなった場合に、川の水や雨水を濾過して飲めるようにする便利なアイテムです。
しかし、災害時に浄水器が役立ったという声はあまり聞かないため、防災グッズとしての優先順位は低いです。
浄水器よりも、ペットボトルの水を十分に用意しておく方が安心です。

3位:コンパス

3位のコンパスは、スマホで地図アプリが見られなくなった際に使おうと備えている方もいます。
しかし、コンパスだけ持っていても方角しか分かりません。
被災した場所から、自宅や避難所の位置が分かる地図があれば別ですが、コンパスだけを持っている必要性はありません。
近年では、オフラインで使える地図アプリや、災害時に無料開放されるWi-Fiサービス「00000JAPAN」などがあるので、ぜひそれらを確認しておいてください。

地震で本当に役に立つ防災グッズは?

最後にご紹介するのは、地震の際に役立つ防災グッズです。
日本は地震の多い国として知られています。
いつ、どこで大地震が起きるか分かりません。
次の3つは、ぜひ揃えて頂きたい地震で本当に役立つ防災グッズです。

ゴミ袋

災害時には、ゴミ収集車が普段のように予定通り来てくれるとは限りません。
いつもより長い間、自宅でゴミを保管しなくてはならないこともあります。
そんな時に役立つのが、消臭機能付きのゴミ袋です。
密閉しておくと、悪臭を防ぎ、衛生的に保管しておくことができます。

ぜひ覚えておいて欲しいのは、ゴミ袋2枚で水を使わずトイレを使用する方法です。
2枚重ねたゴミ袋を便器に被せ、そのゴミ袋の中にトイレットペーパーや新聞紙を入れて吸水させます。
使用後は上側のゴミ袋だけを取り除き、袋の口を縛って捨てます。
ゴミ袋を2枚重ねると、上側のゴミ袋は外側が濡れず簡単に捨てられるのでおすすめです。
このようにゴミ袋は様々な場面で活躍するので、色々な大きさのものを多めに備蓄しておきましょう。

現金

最近ではキャッシュレス決済が普及し、現金を持ち歩かない人も増えてきました。
大規模な災害時には電気などが止まり、現金しか使えなくなります。
ATMも利用できない可能性もあるので、3万円程度の生活費を現金で準備しておくと安心です。
また、お店側もお釣り用の細かいお金が不足している場合があるので、千円札や小銭を多めに用意しておきましょう。

紙皿や紙コップ

断水の時などは、使える水が限られてくるために食器洗いに水が使えないことがあります。
使い捨ての紙皿や紙コップを使うことで、節水に繋がります。
さらに、清潔なポリ袋やラップで紙皿を覆って使うことで、食器を汚さず食事をすることができます。
また、地震の影響で食器が割れて使えなくなっていることも考えられるので、紙皿・紙コップはぜひ準備しておいてください。

【まとめ】

今回は防災グッズでいらなかったもの9選をランキング形式でご紹介しましたが、参考になりましたか?
もしもの時のためにぜひ準備しておきたい防災グッズですが、防災グッズのいるもの・いらないものは、それぞれ個人の状況によっても異なります。
防災グッズを揃える際には、一つ一つのアイテムがどのような時に活躍するのかを思い浮かべ、優先順位を考えながら用意しましょう。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

-生活
-,